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[INTERVIEW] TOPS



2015年に立て続けに初来日を果たしたMac DeMarco、TOPS、Braidsという3組のカナダ出身アーティスト。お互いに友人同士でもある彼らのパフォーマンスはいずれも強烈なインパクトを残してくれたが、そのうちの1組であるTOPSの3年ぶりのジャパン・ツアーが、今週末からスタートする。

メンバー全員でLAに移住し、娼館だったという家で共同生活を送りながらレコーディングされた昨年の最新作『Sugar At The Gate』でも、アンニュイなドリーム・ポップを聴かせてくれた彼ら。その来日を記念して、アルバム・リリース時にヴォーカルのJane Pennyに行ったインタビューを公開するので、気になった人はぜひ会場に足を運んでみてほしい。

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[INTERVIEW] Andy Jenkins



シンガー・ソングライターのMatthew E. Whiteが主宰し、Natalie PrassやBedouineのリリースでも知られるヴァージニア州のインディー・レーベル兼スタジオ、Spacebomb。そんなMatthewのアルバムに共作者としてクレジットされ、先日自身のファースト・アルバムとなる『Sweet Bunch』をリリースしたばかりのAndy Jenkinsは、今から数年前、日本の敦賀に滞在していたことがあるという。

同じくSpacebombのスタジオでファースト・アルバムをレコーディングしたJulien Bakerのマネージメントと契約するなど注目を集めるAndyに、Matthewとの出会いや日本での思い出、そして往年のスワンプ・ロックを思わせる傑作ファースト・アルバムの背景についてメールで質問してみた。

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[INTERVIEW] Interpol


photo by James Medina

「ステージ上のほうがずっと暑いからね」

東京が37度を超える暑さを記録したその日、普段と変わらないダーク・スーツ姿で現れたのは、4年ぶりのニュー・アルバム『Marauder』をリリースするニューヨークのロック・バンド、InterpolのDaniel Kesslerだ。

そんな彼らが2002年にリリースしたファースト・アルバム『Turn on the Bright Lights』は、911直後のニューヨークに灯りを点し、昨年出版された00年代ニューヨークの音楽シーンについての証言集『Meet Me in the Bathroom』でも、多くのページを割いて紹介されていた。

この11月には久しぶりに来日し、『Turn on the Bright Lights』の全曲再現コンサートをすることが決まっているInterpolだが、その中心にいたDanielに、当時のエピソードや、所属レーベルであるMatadorについて聞いてみた。

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[INTERVIEW] Nathaniel Rateliff & The Night Sweats



烈しい雨が降りつける中、フジロックフェスティバル '18の2日目、FIELD OF HEAVENでトリを務めたNathaniel Rateliff & The Night Sweats。そのアンコールで彼らが披露した最新作のタイトル曲「Tearing at the Seams」は、アルバムのプロデューサーであり、7月に急逝したミュージシャンのRichard Swiftに捧げられたものだった。

聖職者のコミュニティで生まれ育ち、フォーキーなシンガー・ソングライターとしてそのキャリアをスタートしたNathanielとその仲間たちは、レーベルからの契約解除と、生き別れの兄弟のようなRichardとの出会いをきっかけに、自身の内なる声を追い求めた、大所帯ソウル・バンドとして生まれ変わることになる。

サザン・ソウルの殿堂Staxから2015年にリリースされたセルフ・タイトルのファースト・アルバム以降、汗の飛び散るパフォーマンスで最強のライヴ・バンドの名を欲しいままにしてきたNathanielと相棒のベーシストJoseph Pope IIIが、その苦難と希望の日々について話してくれた。

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[INTERVIEW] Nathaniel Rateliff & The Night Sweats



烈しい雨が降りつける中、フジロックフェスティバル '18の2日目、FIELD OF HEAVENでトリを務めたNathaniel Rateliff & The Night Sweats。そのアンコールで彼らが披露した最新作のタイトル曲「Tearing at the Seams」は、アルバムのプロデューサーであり、7月に急逝したミュージシャンのRichard Swiftに捧げられたものだった。

聖職者のコミュニティで生まれ育ち、フォーキーなシンガー・ソングライターとしてそのキャリアをスタートしたNathanielとその仲間たちは、レーベルからの契約解除と、生き別れの兄弟のようなRichardとの出会いをきっかけに、自身の内なる声を追い求めた、大所帯ソウル・バンドとして生まれ変わることになる。

サザン・ソウルの殿堂Staxから2015年にリリースされたセルフ・タイトルのファースト・アルバム以降、汗の飛び散るパフォーマンスで最強のライヴ・バンドの名を欲しいままにしてきたNathanielと相棒のベーシストJoseph Pope IIIが、その苦難と希望の日々について話してくれた。

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[INTERVIEW] Dave Longstreth (Dirty Projectors)



フジロックフェスティバル最終日のRED MARQUEEに出演し、見事なアンサンブルとコーラスワーク、そして謎の「コーヒー」Tシャツで話題をさらったDirty Projectors。

その翌日、バンドのリーダーでもあるDave Longstrethが、同日に出演したBob Dylanや、発売されたばかりの新作『Lamp Lit Prose』について語ってくれた。

※注:このインタビューはテープ起こしが終わり次第、随時更新されます。

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[INTERVIEW] Blueprint Blue



Steely Danの「Peg」の歌詞からバンド名を取ったロンドンの4人組、Blueprint Blue。新曲「Roll On」を発表したばかりの彼らは、The HorrorsのRhys Webbの弟であり、ポスト・パンク・バンドS.C.U.M.のメンバーだったHuw Webbと、同じくS.C.U.M.のメンバーだった女性ドラマーのMelissa Rigbyが、2013年にElliot Haywardと結成したフォーク・ロック・バンドだ。

その後彼らがライヴでCrazy Horseの「I Don't Wanna Talk About It」をカバーしているのを見て気に入ったという、リズム・ギタリストのRhys Timsonが加入。昨年3月にはUltimate PaintingのJames HoareとMazzy StarのDavid Robackがプロデュースした『Flying Machine EP』をリリースした彼らが、バンドのルーツや、まもなくリリースされるというファースト・アルバムについて話してくれた。

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[REVIEW] Dirty Projectors – Lamp Lit Prose



そこのみにて光輝く

大きく息を吸い込んだ後で、あの特徴的なギターに乗せてDave Longstrethが歌うと、トランペットが鳴り響き、The InternetのSydによるコーラスが飛び込んでくる──冒頭の「Right Now」を聴いただけでも、かつてのDirty Projectorsが帰ってきたことがわかるはずだ。

 胸の中には沈黙があったけど/今僕はバンドを演奏し始める
 彼らが焚き火を燃やしたから/ランプを灯すことができるんだ

レーベルの資料によれば“デヴィッド・リンチ監督の『ブルーベルベット』に対する『ストレイト・ストーリー』であり、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『マグノリア』に対する『パンチドランク・ラヴ』”だというDirty Projectorsの新作『Lamp Lit Prose』は、ジャケットを飾る太極図を模したガラス細工のバンド・エンブレムが示すように、前作『Dirty Projectors』と陰と陽の関係になっている。

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